注意:洗濯槽の汚れが写っているので【閲覧注意】です。今回の掃除は全自動洗濯機を対象としております。
洗濯槽の掃除ってとても面倒くさいイメージですよね。
ワンシーズン放置しておくとどこからともなく嫌な臭いが漂ってきます。洗濯物も臭いやすくなってきたり…洗濯槽の掃除はさほど手間はかかりませんので、ぜひ1~2か月置きでやってみてください。臭いのストレスが減ります。
酵素系漂白剤の超簡単な説明
酵素系漂白剤とは過炭酸ナトリウムと呼ばれています。
この過炭酸ナトリウムが水に溶けると、「炭酸ナトリウム」と「過炭酸水素」に変貌。
「過炭酸水素」は「活性酸素種」の一種です。「活性酸素種」が汚れを漂白してくれます。
またこの活性酸素種の漂白のパワーは温度によってさらに効果が出ます。40℃~50℃のお湯で洗うということは化学反応の速度をあげる意味でも、理にかなっています。
用意するもの
- 酵素系漂白剤(オキシクリーン等)
- ゴミ取りネット(私は金魚をすくう網にしてます。正式名称がわかりません。)
手順
・ほこり取り、洗濯洗剤投入口の蓋など、取れるパーツは取っておきます。
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・40℃~50℃のお湯で洗濯槽を一杯にします。洗濯槽によって耐熱温度が変わりますので、本体説明書を参考にされてください。バケツで何往復もし、お湯を入れます。これが一番大変です。
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・酵素系漂白剤を投入(10リットルにつき100グラムくらいです。我が家は62Lですので多めに650グラム投入します。)
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・約10分攪拌します。
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・そのまま一晩放置
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・翌朝蓋をあけて驚愕!汚れが出てくるので、カビ汚れをすくいます。
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・一通り取り終えたら排水。底に少し汚れがたまるので拭きます。
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・2周目、洗濯槽を水で満杯にし、再度10分攪拌。汚れが出てくるので、汚れをすくい排水。底に少し汚れが残っているのでふき取る。
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・前回の掃除から期間が空いてしまった場合、もう一度満水→攪拌→汚れとりをします。
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・脱水で完了です。
ついでにほこりを取るネット、柔軟剤を入れる箇所等、外せるところを酵素系漂白剤を入れてつけ起きします。数時間つけ起きするだけで、簡単にきれいになります。
さらについでに、セスキ炭酸ソーダをを小さじ一杯入れたスプレーボトルで、洗濯機全体をスプレーし、布で綺麗にふき取ります。2か月放置していたのでほこりだらけでした。
掃除を楽に済ませるコツ
・掃除の期間を空けないこと。半年も空けると悲惨なことになっています。
攪拌→汚れすくい→排水の流れを3~4回は繰り返す必要が出てきます。
・すくう網の選び方
こういうものを使っていましたが、網の両面に汚れが付く為、すくおうとしても裏面から汚れが剥がれ落ちてしまいまた洗濯槽の中を汚れがうようよしてしまう羽目に。
さらに汚れを洗い流す時も両面なのでうまく落ちませんでした。
今回の金魚用の網(正式名称がわかりません)は汚れをとらえて逃さないので、すくう回数が圧倒的に少なくすみます。汚れを落とすときも裏側からシャワー1発で落ちます。100均で購入できるのでぜひ。
洗濯槽カビ防止の為に気を付けていること
- 洗濯物は洗濯槽には入れない。
- 蓋は閉めない。
- (自作)洗濯まぐちゃんを使用する。
洗濯マグちゃんとは、洗濯の際に一緒に入れるマグネシウムです。
我が家はこれを購入せず自作しておりますが、マグネシウムを一緒に入れるだけで、日々の洗濯汚れの洗浄力アップはもちろんの事、洗濯槽のカビ汚れも少し減っています。マグちゃんのすばらしさについてはまた次回!
最後に
日々の洗濯に手いっぱいでなかなか洗濯槽の掃除まで気が回らないですよね。私もずっとそうでした…
あまりにもタオルが臭って、腹が立っていたある日、洗濯槽の掃除を思いつき実践。すると洗濯物の嫌な臭いが軽減しました(梅雨はやはり臭うけど)興味がある方はぜひ!
どなたかの参考になれば。