第一子は無痛分娩を希望しましたが、まさかの出産時に麻酔が効かなかったという悲劇。
第二子はどうしようかと考えましたが、やはり産後の体力の温存という観点から再度無痛分娩を希望しました。その記録をシェア出来たらと思います。無痛分娩を希望されている方、予定されている方、検討中の方の参考になれば。
第二子出産レポ
予定日前日
夫が職場での飲み会後、食あたりをおこす。症状が酷いので夫一人で夜間診療へ。私は長男と就寝。
出産予定日
夫、翌朝起きて来ないので、タクシーで長男を実家に預け、そのまま病院へ。
荷物はひとりで持てるようにコンパクトにキャリーケースにまとめたので、らくちんでした。
出産までの時系列
8:20
朝一で診察。バースプランに立会い予定「夫」と書いてあったので、
ドクター「あれ何で一人?」
私「飲み会で食あたり起こしたみたいなんで、来るかどうかわかりません。」
後ろの助産師達の「ええ~~」とシラケた声…日程変更するか提案されたけど、二人目ともなると早く産んでしまいたい気持ちが強く、決行することに。
書類にサインして分娩着に着替える。
二度目の分娩着なので、第一子出産を思い出してしまって急にナーバスになる。「安産安産安産…」とありとあらゆる神仏に祈る。
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9:00
診察台へ案内され、無痛分娩の準備が始まる。
横向きでエビのように丸くなり、背骨の背骨の間に麻酔を数本。
その後麻酔注入用のカテーテルを通してました。結構痛いです。
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9:30
LDR室へ移動、暇なのでTVを見る。
なぜか便意をもよおすので、分娩室隣のトイレに(一回目)
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10:00
点滴。誘発剤開始とにかく暇。TV見る。なぜか便意(二回目)点滴とともにトイレへ。
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11:00
懐かしい痛みがきた気がする。暇。また便意(三回目)
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12:00
陣痛を感じながらも便意(四回目)トイレが狭いので点滴が邪魔になる。暇。
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13:00
陣痛と便意がまた来る(五回目)トイレへ。すこし痛くなってきたけど、まだ耐えられる。ここで一回り小さくなった夫が登場。
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14:00
ミヤネ屋をみる。結構痛くなってきたけど、まだまだこんなもんじゃないと思いながら寝てしまった。
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15:30
結構痛いのでのでドクター呼んでもらう。
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15:45
ドクターすぐ来る。
ドクター「大変でしたねw」
夫「ええまあwww」
私が一番大変だよ。すぐ麻酔注入。痛みが消える。
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15:50
また便意(六回目)。麻酔が効いてるので、ベッドからずっこけそうになる。
助産師さんにトイレ前までついてきてもらう。
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16:00
麻酔効きすぎてお産が進まないので、人工破水。
何かどろどろでてくる感触。急に激痛。
麻酔をドバドバ追加しているのがわかる。10分で痛み消える。ドクター去る。また暇になる。おなかすいてきた。
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17:00
いきむ練習始める。麻酔が効きすぎて痛みの波がわからないので、助産師の指示とモニター確認しながら踏ん張ってみる。
また便意。さすがに「トイレ行きたい」とは言えなかった。
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18:00
いきむけど、全然でてこない。
ドクター「吸引分娩にします。もうお産にしますね」
助産師全員集合。
ドクターの合図でいきむ そして助産師が馬乗りになって腹をぐいぐい押す
ドゥルンと長女爆誕!多分便も出た。
すぐさま胎盤を出すはずが一向に出てこないので、ドクターぐりぐりやってる。
助産師との会話のトーンが暗いので不安になる。
5分くらいのぐりぐりの末、胎盤がててくる。
この瞬間が一番無痛分娩にして良かったと思えた瞬間でした。
あのぐりぐりは麻酔がなかったらどうなってただろう…。
10分ぐらい長女を抱っこして観察する。長男の再来かと思うくらい瓜二つだった。
ベットに寝かせてご飯を食べる。お腹が空いているはずなのに、麻酔の副作用で吐き気がひどいため残してしまった。
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19:00
長男が実母と会いにくる、妹だよと説明してもまだよくわからない様子。
長女は羊水混濁の為、24時間新生児室に管理されることに。車いすで個室に移動する。
産後はお股の痛みもさほどなく、また授乳もすぐにうまくいったので、入院生活はリラックスして過ごせました。長男の時との差よw
余談
第一子出産が嘘な様なくらい、痛みの少ない出産でした。だからと言って安易にすすめるわけではありません。私が出産した産院はおおよそ3割が無痛分娩での出産でした。今はもっと増えていると思います。
第一子長男の出産の際、無痛分娩なのに麻酔効かなかったのは衝撃的だったけど、今思えば自然分娩も無痛分娩どちらも経験しているので、色んな人と話が合わせられます。どちらも経験して良かったです。
どなたかの参考になれば。